昨日は直している能面のチェックをして頂きに師匠の元へ。
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違いがわかりますか?
展示した当時の面は
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近くで見る分には良かったのですけど…
舞台の上では存在感が弱かったのです。
目に更に彫刻刀を入れ、周辺をサンドバペーパーかけました。
この角度も好きです。
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これであとは薄く胡粉を掛けて、再度彩色してゆきます。
仕上がったらまた見てくださいね(^.^)

そして師匠の坂井孝作の「阿古父尉(あこぶじょう)」を使った「天鼓」が岡崎城二の丸能楽堂で演じられます。
4月30日(日)午後3時半開場
シテ:観世流能楽師「山中雅志」
解説:観世流能楽師「山下麻乃」
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「天鼓」あらすじ
中国のお話です。
ある老夫婦の妻が、天から鼓が降りてくる夢を見て一子を生み「天鼓」と名付けました。その後美しい音色の本物の鼓が天から降りて、その子のものになりました。
噂を聞いた天子が鼓を献上するよう命じますが、それを拒んだ少年は、呂水に沈められ鼓は召し上げられます。
しかしその鼓は誰が打っても音が出ません。
愛児を失い悲嘆する老父は、宮中へ来て鼓を打つように命じられます。老父が打つと不思議と音が出ます。天子はこの奇跡に哀れを感じ沢山の褒美の宝を与えて帰しました。
その後天鼓のために呂水の堤で音楽法要が行われます。
すると天鼓の霊が現れて、手向けの舞楽を謝し、自らも鼓を打ち喜びの舞を舞う…。
という演目です。
天鼓の面も師匠の作品です。
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女面、男面、若い面老いた面、何を造られても演目により表情が活きてくる素晴らしい面なのです。
今回は老父も天鼓も、前ジテ後ジテで山中雅志さんが努めます。
山下麻乃さんの解説は能の世界を楽しく、解りやすく説明して下さるので必見です(^.^)
まだチケットがわずかに残っているそうですので、ご興味のある方はお問い合わせ下さいね(^_-)
📞090-1296-7518〈坂井孝〉
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by sakuramoon7767ryo | 2017-04-04 15:17 | Trackback | Comments(20)